侠飯3
福沢徹三さんが書かれた、
侠飯3 怒濤の賄い編
を読みましたー。
文藝春秋さんのはず。
1.2共に読んだら好きなシリーズです。
ネタバレあります。ご注意
今回の主人公は闇金の店長の若者。
彼はシングルマザーで育ち、おじいちゃんが組長です。
闇金の元締めの上司に祖父の組の地上げをしろと命じられ、生まれてまともに話したことのない祖父の元へ行き、地上げの交渉を始める。
半人前のやつの話は聞かないし、土地もやらん!
とのことでその日から組での行儀見習いとして修行が始まる。
そこれふと現れる流浪の柳葉と、火野。
彼らは組を名乗り、きちんとした挨拶を祖父にししばし目的の外国人を探し出すまで居候することになる。
行儀見習いの主人公に、料理の助手をやらせて、毎回美味しい飯を作ります。
そのうちに主人公はお金より大事なことや、目の前の現実に気づくようになり、組を一時は危険な状態にはするが、しっかりと、自分の正義を貫く
そんな話です。
ネタバレしてそうでしてないかも。
この小説は文字がやや大きく読みやすくて、場面転換時の説明が簡潔なため、サクサクと読み進められます。
まぁ基本的に転換が少し遅いだけでも僕読めなくなるのですが、これはとても好きなシリーズです。
仁義や本当の礼儀などを今一度考えさせられました。
個人的に今年この本をあと何回読み返すのだろうかというくらい面白いです。
おススメです。
福沢徹三さんは、他の本も書かれているのでちょっと手を伸ばしてみようかともおもってます。
はい。
そんなかんじで。